なぜ子育ては仕事より疲れるのか|営業マンが育児の構造を分析してみた

前回子供とずっと一緒に居ると疲れる。という内容の記事を書きました。
まだ読んでいない人はぜひお読みください。

その時の記事からもう少し踏み込んでなぜ疲れるのか?についてしっかりと考察していきます。

前作て感じたあの絶望的な疲労の正体について今日は冷静に考察します。

目次

仕事の疲れは“予測可能“

仕事は明確なゴールがあります。

期日も決まっています。

そこに向かってスケジュールを組むことで強弱をつけることができます。
強弱をつけることでメリハリが生まれます。

そしてはっきりと成果が見えます。

育児の疲れは“予測不能“

先ほどの仕事と対比していきますね。

育児には明確なゴールがありません。強いていうならば「子供が寝る」ことがゴールでしょうか?

もちろん期日もありません。自分の子供の育児に期日があってはいけません。

そして判断回数がかなり多いです。

正解もありません。今日の正解は明日の正解とは限りません。常に答えを求めて試行錯誤です。

だから脳が削られる

予測ができないということは常に緊張状態にある。と定義することができます。

  1. ゴールが見えないことによる「先の見えない疲労」
  2. 納期がないことによる「エンドレス納期調整(子供のご機嫌伺い)」
  3. 判断回数の無限地獄による「意思決定疲労」
  4. 正解のない「袋小路疲労」

結果として脳がオーバーヒートし、思考回路はショート寸前となります。

まとめ|問題は愛情ではなく構造

ここまで仕事より育児が疲れる理由について考察してきました。
ここからもう一段踏み込んでいきます。

さらに本質的な育児と仕事の構造の違いについて考察します。

仕事にあって育児にないもの

  1. 成果指標
  2. 役割スイッチ
  3. 自己効力

①成果指標

仕事には「数字」「評価」「達成感」など目に見えて数字で捉えることのできる指標がある。

育児は「正体不明」「終わりなし」「評価なし(やって当たり前)」

仕事は「他者評価」

育児は「自己評価」

人は終わりのない「タスク」で消耗が始まります。

②役割スイッチ

仕事には自分のやるべきコト、任せるコトを選択することができます。
任せている間はスイッチOFFにして回復可能。

育児は常時スイッチON&100%エンジン回転です。

回復時間なし。

③自己効力

仕事は何回も同じ内容や似た内容を繰り返すことで経験値が積み上がり次の仕事に活かすことが可能。

育児は毎日リセット。不揮発性のメモリかってくらい毎回リセットされています。
なぜ不揮発性のメモリかと言いますと、育児は成長実感が積み上がらないからです。

疲れているのは体ではありません。
「自分でコントロールできない時間」に脳が耐え続けているからです。

だから私は、育児を“感情”ではなく“構造”で捉えることにしました。

育児は、根性論で乗り切る競技ではないのかもしれません。

育児は愛情が足りないから疲れるわけではない。

構造的に、人間の脳が疲れる仕組みになっている。

だから疲れて当然なんです。



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