『当たり前』は伝わらない|後輩育成で大切な社内コミュニケーション

後輩と接する中でこんなことは有りませんか?

  • 言っているのに後輩が動いていない
  • フォローしても進捗が無い
  • イマイチ伝わっている感じがしない

これは令和のサラリーマンにとってある意味【共通認識】ともいえる課題ではないかと考えます。

今日は後輩育成という視点でそれぞれの立場の状況を確認して行きたいと思います。

目次

先輩・上司目線|できて当たり前と思わない

まず先輩・上司目線の結論です。
※以降は先輩と略します。

ズバリ!【あなたにとっての当たり前】は【後輩にとっての当たり前ではない】を認識する必要がります。

次からはついやってしまいがちな先輩のNG事例を説明します。

理由① 経験の差による説明不足

先輩にとってはたくさん経験してきた業務内容で、ゴールが見えているのかもしれません。

ですが、後輩にとってはゴールの見えない不安だらけの仕事です。

そんな仕事に対して、

  • 概略の説明だけ
  • 端折った説明

それは後輩にとって十分な説明を果たしていると言えるでしょうか?

② ぼんやりとした指示

  • とりあえずやってみて
  • いい感じにしておいて
  • なんとなくわかるよね?

こういったある種、何も決まっていない指示は先輩にとっての【保険】と私は捉えています。

そしてこういう指示をする上司は後輩が結果(仕事)を持ってくると大体こう言います。

上司

そうじゃないんだよね~

後輩

じゃあ最初からしっかり伝えてくれよ・・・

仕事の現場ではあるあるではないでしょうか?

③ 言っていることがころころ変わる

これも先ほどの先輩と重複しますが、仕事の最初と、確認で聞きに行くときで内容がころころ変わる人がいます。

いえ、実際には先輩の中では【変わっていない】のかも知れませんが、後輩の立場では少しのニュアンスの違いが仕事の手を止めてしまいます。

上司

よし!A案で進めよう

途中経過

上司

A⁺ですすめよう

後輩

ん?A⁺ってなに?微妙に違うのか?

後輩

すみません。。。
最初はAって言っていましたが、A⁺ってどんなんですか?

上司

A⁺はA⁺だよ。
そこはうまいことやってよ~

後輩

全く分からない…

後輩目線|未知への不安と思考停止

ここまでは先輩たちのNGを紹介してきましたが、次は後輩の目線でのNGを紹介していきます。

後輩にとっては何もかもが初めて、もしくは経験値の少ない仕事です。

さらに、仕事に対してのモチベーションや目的がはっきりと理解できていない人もいます。

そういった視点でのNGパターンを紹介していきます。

➀ 何を聞いていいのかわからない

  • 先輩から指示を受けた
  • 進め方も言われた
  • 納期も切られた

ただ、どうすればいいのか分からない…

先輩も忙しそうで聞きづらい…

時間だけが過ぎていく。

フォローが入るが、何も出来ていない。

② 自分の中で優先順位が高くない

そんなことあるのか!?って思うかもしれませんが、存外多いなと思うパターンです。

例えばですが、後輩にとってある意味評価がされるような案件で、しっかりやりなさい。と伝えていても、

目の前の

  • 見積依頼
  • 納期回答
  • 各種雑務

を、優先しているということはよくあります。

なぜなら、言われる対象が【顧客担当者】だからです。

すぐにやらないと怒られる仕事。

すぐにやらなくても何も言われない仕事。

キャリアの浅い社員ほど、任される仕事の中身や重大性を理解してもらうのは難しいと考えます。

③ やらされ仕事

先ほどの例と重複する部分が多いですが、

やらされ仕事と感じていると動きが鈍くなるのは必然です。

私でもそうです。

解決策|お互いの意思疎通のレベルを上げる

ここまで双方の立場でのNGを紹介してきました。

共通しているのは、お互いの意思疎通が不足しているということです。

先輩側は、自分の目線で話すことで後輩の立場を考慮できていない

後輩側は、仕事の内容が分からないことにより、優先順位が低くなったり、そもそもやらないということにつながります。

それを解消するにはしっかりと意思疎通(コミュニケーション)をすることで解決が出来ると考えます。

➀ 仕事の目的を伝える

  • なぜこの仕事をあなたにやってもらうのか?
  • 仕事の目的は何か?

まずはしっかりと目的を伝えることが大切です。

② しっかりと詳細を伝える

ざっくりと伝えるのではなく、手順や背景を順番に伝えることが重要です。

間違っても、とりあえずやってみて。はNGです。

③ 途中経過で回答をもらうようにする

最終段階の納期を伝えるのはもちろんですが、それだけではリスク回避としてベストとは言えません。

なぜなら双方の理解が間違っていると、成果物に大きな違いが発生し、修正に時間がかかるからです。

そのリスクを回避するためには、途中段階で一度確認する時間を設けます。

そうすることで、内容があっていればそのまま進めてもらう。

間違っていれば早期で軌道修正が可能になります。

④ 質問しやすい雰囲気づくり

あなたがぶすっとしていると後輩は質問をしたくても質問がしづらいかもしれません。

困ったことがあれば何でも質問OKという雰囲気がコミュニケーションのハードルを下げ、

仕事のクオリティを上げることにつながります。

何回も何回も同じ質問をする場合は別途対策をする必要がありますが、まずは質問しやすい雰囲気が大切です。

明確に質問OKと伝えるのがベストですね。

仕事のクオリティが上がるコミュニケーションまとめ

STEP
目的を伝える

なぜこの仕事をやるのか?なぜあなたなのか?

STEP
案件の詳細を伝える

案件の背景や、抑えるべきポイントを相手の立場に立って伝える

STEP
途中経過を確認する

相手の理解内容や成果物の方向性を確認する為に必ず途中経過を確認する

STEP
質問しやすい雰囲気を作る

分からないことは質問OKを伝えることでコミュニケーションのハードルを下げる。

まとめ|コミュニケーションは双方のリスペクトで成り立つ

相手に対して負の感情を持つ前に自分自身の伝え方や、コミュニケーションがしっかりと出来ているか?

そこを確認することで、大概のエラーは解消できると考えます。

もちろんそんなパターンばかりではないことも理解していますが、

先輩の皆さんはこの記事を読んでいただき、まずはしっかりとコミュニケーションをとってみてほしいです。

筆者について

電子部品業界で10年以上の営業経験。
電子部品商社で営業として勤務。
短納期対応・納期トラブルを多数経験。

現場で実際に使っている実務ベースのノウハウを発信しています。

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