営業で成果が出ない。
引合が来ない。
見積は出しているのに受注できない。
いつも相見積もりの一社で終わる。
このような悩みを感じていませんか?
営業で成果が出ない原因は、“引合・受注・関係構築のどこで止まっているか”にあります。
実は営業の成果は、センスや根性ではなく「どの段階で何をしているか」でほぼ決まります。
本記事では、
- 引合が来ない状態
- 受注できない状態
- 第一候補として選ばれる状態
この3つを分解し、営業で成果を出すためのロードマップとして整理します。
- 営業で成果が出ない原因(引合・受注・関係構築の違い)
- 自分がどのフェーズにいるかの判断基準
- 引合→受注→第一候補になるための具体行動
結論:営業は「どこで戦っているか」で勝敗が決まる
営業の成果は受注を取る→売上を出す→利益を出す。というシンプルな構成です。
ですが、戦う場所の違いで遠回りをしてしまいます。
あなたはこれから紹介する3つのどれに当てはまりますか?
- 引合が来ない → 土俵に立てていない
- 第二候補 → 比較されている状態
- 第一候補 → 相談される状態
勝負のカギは”選定前に関われているかどうか”で勝負は決まります。
営業の成長ロードマップ【3ステップ】
営業の状態は大きく3つにわかれます。
- 引合が来ない(思い出されない)
- 受注できない(第二候補)
- 第一候補(相談される)
➀ 引合が来ない(思い出されない)
引合が来ない営業の特徴を紹介いたします。
- 既存顧客から声がかからない
- 新規アポも取れない
- 見積依頼すら来ない
この状態の本質は、
「顧客の記憶に残っていない」ということです。
営業マンとして顧客のメモリに入っていないことは一番のダメなパターンです。
営業は困った時に「真っ先に思い出される仕事」です。
この状態の改善の方向性を紹介します。
- 接触頻度を設計する
- 小さな情報提供を継続する
- 印象を残す行動を意識する
引合が来ない原因と具体的な改善策は、こちらの記事で詳しく解説しています🔽

② 受注できない(第二候補)
先ほどから少し進歩がありますが、まだ受注を取れる状態ではありません。
- 見積はもらえる
- 価格も悪くない
- 出も決まらない
一見すると受注が取れそうではありますが、最終的にはお見送りとなる結果が続いてる方はこの状態です。
この状態の最大の問題は、“見積で逆転できると思っていること”です。
本質は、
「顧客の選定段階に関与できていない」ということです。
この状態の営業マンは非常に多いと感じます。
私自身もすべての顧客と良好な関係かと言われればそうではありません。
実はこの段階での逆転をするのは非常に難しいと言えます。
顧客はあなたを”比較材料”として見ているからです。
実際の顧客視点を紹介します。
- 価格を下げるための比較材料
- 万が一の保険
- 社内稟議用の形式見積
ここで共通しているのは、
”選ばれる前提で呼ばれていない”ということです。
この状態からの改善方向性を紹介します。
- 見積対応だけで終わらない
- スペックの背景を聞く
- 提案で案件に介入する
なぜ第二候補で終わるのかは、こちらで詳しく解説しています🔽

③ 第一候補(相談される)
いよいよ受注を取れる状態の営業マンの共通点を紹介です。
- 見積前に相談される
- 案件の方向性に関与できる
- 価格交渉の主導権がある
この状態の最大の特徴は、
「部品選定前から関わっている」ということです。
これまでの営業マンと何が違うのか。その点について紹介します。
- 常に先手で動く
- できる・できないを明確に伝える
- できない中でも最善を尽くす
- 課題解決に並走する
- 顧客のパーソナルを理解している
なぜ、このようなことが出来るのかについても紹介します。
- 仕事を「点」ではなく「線」で考えている
- ゴールから逆算して動いている
- 関係性を戦略的に構築している
第一候補になるための具体行動は、こちらの記事をご覧ください🔽

【重要】すべてをつなぐ鍵は「初動」
ここまで3ステップを見てきましたが、
それらをすべてつなぐのが初動です。
なぜ初動が重要なのか?
営業にとって初動を疎かにすることは非常にリスクがあります。
- 引合の段階で遅いと負ける
- 第二候補は初動が遅い
- 第一候補は初動が早い
受注率を上げる初動の考え方は、こちらで解説しています🔽

営業で成果を出すための全体像
ここまでの内容を整理します。
成果が出ない営業
- 引合待ち
- 見積対応のみ
- 価格勝負
成果が出る営業
- 引合前から動く
- 選定に関与する
- 関係性を構築する
違いはたった一つです。
「どのタイミングで関わっているか」それだけです。
まとめ|営業は「選ばれる前」で勝負が決まる
営業とは、
- 見積で勝つ仕事ではありません
- 価格で勝つ仕事でもありません
選ばれる前に勝負が決まる仕事です。
最後にこれをもう一度読んでください。
- 引合が来ない人 → 思い出される状態を作る
- 受注できない人 → 選定に関与する
- 第一候補になりたい人 → 先手で動く
このロードマップを意識するだけで、
営業の動きは大きく変わります。
次に案件が来たとき、こう考えてください。
「この案件、もう勝負は決まっていないか?」
もし答えがYESなら、
やるべきは見積の改善ではなく、
“その前の動き”を変えることです。
営業で成果を出すためには、引合・受注・第一候補までの流れを理解し、適切なタイミングで動くことが重要です。
筆者について
電子部品業界で10年以上の営業経験。
電子部品商社で営業として勤務。
短納期対応・納期トラブルを多数経験。
現場で実際に使っている実務ベースのノウハウを発信しています。

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